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Daily life of pet

2005年10月19日

歯周疾患と治療(担当獣医師 竹本)

ペット、特に犬や猫は歯周疾患によくかかります。動物病院にも飼っている動物のくさい息を治してほしいと相談されるケースもよくあります。しかし、悪いのはくさい息だけではなく、放置していると歯が抜けてしまったり痛みで食事ができなくなったり、細菌から出る毒素が全身に回って心内膜炎、腎盂腎炎、肝炎などの危険な病気を発症させることもあります。
01前 表紙.jpg

 歯周病の原因は歯の表面に溜まった食屑で、そこで歯周細菌が繁殖し、周辺組織の炎症や歯の支えである歯槽骨の破壊が起こります。ペットフードは口の中でねばねばした状態になること、また繊維質の歯ごたえも少なく自然な食物の形態ではないので、かむ時間が少なくなることも原因となっています。
 歯の表面での食屑と細菌の混合物はプラクと呼ばれます。これが長時間放置されると唾液中のカルシウムやリン酸塩が沈着を起こし、硬くざらざらした歯石が形成され、さらにプラクが溜まりやすくなるのです。歯石が付着してからでは一般的な歯磨きや歯石予防用フードなどでは対処が困難で麻酔下での処置が必要となります。症状が軽度のうちから、毎日の歯の健康のためのケアをお勧めします。
02ビルバック.JPG

↓左クリックで拡大します
03ブラッシングの方法.jpg

実際の重度歯周病の麻酔下での処置を紹介します。写真は飼主様の了承を得て掲載させていただきました。

05前アップ.jpg
図1 歯石にほぼ完全に覆われた犬の下顎臼歯。歯肉からの出血も見られます。

06後 アップ.jpg
図2 歯石除去後。臼歯の1本は歯槽骨の破壊によるぐらつきがひどく、痛みを伴う上に歯としての機能を失っているため抜歯しました。

07抜歯.JPG
図3 抜歯した臼歯(上段)と付着していた歯石(下段)。歯の見えない部分(歯根部)にも歯石が浸透し、これが歯槽骨を破壊し歯周病関連障害(歯欠損、痛み、下顎骨折、臓器障害など)の原因となります。

 くわしい歯周病情報や歯石処置については、獣医師にご相談ください。

投稿者 yoshidaac : 2005年10月19日 09:09

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コメント

歯って大事なんですね、うちの犬にもブラッシング試してみます

投稿者 kanja : 2005年10月24日 19:49

kanjaさん
コメントありがとうございます。
犬猫も長寿の時代になりました。
1日でも永く楽しいペットライフを送るため、
「できる事」はやってあげてください。

えらそうに言ってますが、
ワタクシ、初めてイヌのブラッシングと聞いたときに
「たいそうな話やなぁ、、、」と思いました(^^ゞ
もちろん、今は重要性を十分認識してます!

投稿者 管理人Dr.X : 2005年10月24日 20:37