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関西には大小様々な獣医師の勉強会や団体があります。
その中でも、古くから活動している「志学会」という勉強会グループに吉田動物病院は創設期より関わってきました。
志学会では毎月1回、平日の夜(22時~24時)に月例会を行い様々な獣医療の勉強をしています。
26日に参加してきました。
今回のお題は「MRIを有効に使う」と題しまして、
京都動物医療センターより森田先生と小澤先生をお招きして、ご講演をいただきました。
会場は千里にあります北摂夜間救急動物病院のセミナールームです。
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深夜にもかかわらず(というか深夜しか集合できないのですが、、、)関西一円から多くの先生が参加されています。
吉田動物病院にもCTが設置され、高度な画像診断が動物医療にも利用できるようになってきました。
MRI(磁気共鳴画像)はCTと同じく断層(輪切り)撮影をする機械です。
CTがレントゲン線を使うのに対してMRIは磁気を使って画像を作り出します。
それぞれ利点、欠点があり両者をうまく使うことで今まで見逃されてきた多くの病気を発見できるようになりました。
順子先生も参加してましたよ
吉田動物病院にはMRI装置はありませんが、
(CT装置に比べMRI装置は一般的に高価であることと、動物医療での実績が少なく検査方法や診断技術がまだまだ確立されていないため、利用できる施設は限られています)
MRIの特徴をしっかり理解することで、どの子にCT検査を適応し、どの子にMRI検査を適応するかをうまく判断できるようになります。
吉田動物病院でも、いくつかのMRI施設の利用やご紹介ができるようになっていますので、その子の病状によってご提案できるようになっています。
深夜に遠征?しての2時間のお勉強は、正直つらいですが、飼い主様にご信頼いただける病院を維持していくため、進んでいく獣医療に対応するチャンスをのがすわけにはいきません。
ま、個人的な興味もあるんですけどね、、、、(^^ゞ
さ、今晩(土曜日)は吉田動物病院の勉強会です!!!
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2007年01月27日 12:16 | コメント (2)
皆さん、明けましておめでとうございます!!
とうとうお正月も終わってしまいましたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?
吉田AHでは、沢山の入院患者やお預かりの子達の世話、緊急手術などなどで、テンヤワンヤなお正月でした・・・。
そんな中、看護士の私としたことが!!
なんと愛娘“こころ”を入院させなければいけない事態を招いてしまったのです・・・
タイクツ・・・・・
.
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事件は真夜中に起こりました、、、、
いつもは、犬達が口にしてはいけないものをしまってから床に就くのですが、その日はついウトウトと何もせずに寝てしまいました。
午前3時、ふと目を覚ますと・・こころが私の鞄に頭を突っ込んでモゾモゾしていました!!
慌てて叱り、周りを見渡すと鞄に入れておいた鎮痛薬《EVE》が食べられていました!!!
しかも、ちゃんとシートから中身だけだして食べてたんです(´〇`;)
数えてみると、8錠分の空シートがありました。シートごとなら、内視鏡で取ることも可能だったかもしれませんが、薬だけを飲んでいたので、吸収されるのも時間の問題です。
[[突然Dr.X です]]
時間の問題でも緊急の対応が必要でしたね、三丸さん!
夜間緊急診療にて鎮痛剤の誤食による死亡を多く診察しますよ!!
夜間に対応している施設をいくつか紹介しておきます
「吉田動物病院夜間緊急診療」 うちんとこです。
21:00~23:00 TEL090-1675-4402(ブログ公開初日に番号を間違えていました、すみませんでした。訂正済です)
「南京都夜間動物診療所」 http://www.fsinet.or.jp/~nac/
22:00~2:00 TEL0744-44-3139
「北摂夜間救急動物病院」 http://heah.ceo-jp.com/
20:00~3:00 TEL 072-730-2199
「ネオ・ベッツERセンター」 http://www.neovets.com/yakan/
21:00~5:00 TEL 06-6977-3200
しかも、ハイジとこころ、どっちがどれだけ飲んだかもわかりません。かなり動揺しました。
そして翌日午前12時に、こころに嘔吐と血便の症状がでました。
病院に連れて行き、そのまま即入院です・・・。点滴、内服・・・を続け、幸い何の問題もなく2日目に退院の許可がでました♪♪
今回はたまたま運良くとしか言いようがありません。死に至ることも多くあるそうです。
今回の事件を通して、つくづく“薬って恐い”と思いました・・・というか、そもそも片付けせずに寝てしまった私が一番悪いんですが・・・。
私達人間が普段何気なく服用している薬の中には動物たちにとって有害なものが多々あります。
たまに、“○○○を4分の1錠飲ませたら・・・”というようなことを耳にします。しかし、何も無いのはあくまで『たまたま』であって、もしかするととんでもない結末を引き起こすかもしれません。“この薬は大丈夫だろう”と自己判断せず、まずは動物病院に確認してくださいね。
可愛い我が子のためです☆
《イブプロフェンについて》
①食べてしまった後の吸収は速やかで完全です。
②肝臓で分解されて、尿中に排泄されます。
③体重1kgあたり50mgを反復して内服すると食欲不振及び中程度の胃刺激を起こします。
体重1kgあたり100mgの内服では中程度から重度の中毒症を起こし、主に胃腸徴候を示すがうまく治療すればなんとか回復できる。
体重1kgあたり300mgの内服では急性中毒症が起こり、死亡に至る腎壊死(鎮痛薬腎症)がおきます。
(猫は犬に中毒を起こす投与量のおよそ半量で症状がでます)
④初期の症状は食欲不振・嘔気・嘔吐・腹痛です。中毒を起こした動物は元気がなくなり、眠そうにすることもあります。続いてふらつきがひどくなったり、極端に元気がなくなり、意識がなくなってきます。
⑤胃潰瘍の結果として黒色のタール状便が排泄されます。
⑥非常に高い投与量を与えると急性腎不全がおこり尿をつくることができなくなり、尿毒症にて死亡します。
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2007年01月18日 19:57 | コメント (2)
「動物は話ができないので、かわいそうですねぇ、、、、」
診察室でよく飼い主様が口にされます。
今日はそのことについてツラツラと話そうと思います。
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たしかに、病気で苦しんでいる子を見て、どこが痛いのか、どんなふうに苦しいのか、訴えてくれたら「楽にしてあげられる方法があるかもしれないのに」と思うことは多々あります。
それを"かわいそうがって"てもしかたがありません。動物は話せないんですから。
獣医もその子の異常を見つけるために、よく見て、触って、聞いて、臭って、、、、感覚を研ぎ澄まして「感じ」ようとします。
その時に非常に大切な事は、話さぬ動物たちの「代弁者」としての飼い主様です。
いつごろ、どんなことがあったのか、どんなふうに感じられたのか、その子について感じられたこと「すべて」を獣医にぶちまけてください。
「すべて」です。
動物病院に診察にこられる前に、自分のかわいい子の診察にあたって、状況を説明するため「どう言おう、なんて言ったらええやろ、、、、」など考えられるうちに、いろいろな症状を省いてしまわれる方が多いようです。些細なことと思われる事に重要なヒントが隠れていることが多くあります。
((具体例))
飼い主様「昨日から食欲がないんです。」
獣医 「突然ですか?」
飼い主様「そうです、昨日からまったく食べないんです。」
獣医 「ほかに症状はないですか?」
飼い主様「とにかく食べないんです。」
・・・・・・・・・・あれこれ、問診後に身体検査
獣医 「おしりが汚れていますねぇ、ウンチは軟らかくないですか?」
飼い主様「ええ、、、そういえば、、、」
獣医 「いつごろからですか?」
飼い主様「3日くらい前からかなぁ???でもこの子はしょっちゅう下痢をするんで関係ないです・・・」
といった事がよくあります。下痢の原因がいつも同じとは限りません。
それから、ご自分で「診断」を出されているケースも多いですね。
((具体例))
しゃがみこんでウンウンきばっている子を連れてこられて「便秘です。浣腸してあげてください」とおっしゃる飼い主様がいらっしゃいます。
よくよく聞いてみると、ウンチの硬さは普通できちっと排便されているんです。
これはオシッコをウンウン搾り出している状態で膀胱炎のことがありますね。
あとはご自分で原因らしきものを感じられて、獣医にヒミツにしてしまう方がいらっしゃいます。それでは治療が遠回りして病気の子を苦しめることになっちゃいます。獣医は怒りません。
「そんなことをするから、、、、!!!」 ヽ(`Д´)ノ
などとは言いませんので、
過ぎたことより早く治してあげるために「やっちゃったこと」も教えてくださいね。
☆☆かわいい子のしんどい状況をバカな獣医に的確に伝えるポイント☆☆
(1)その子のすべての異常を分かっているかぎり教えてください!
「よくわからないんですけど、何かおかしいんです」でもOKです。「飼い主様の直感」は獣医の下手な検査よりスルドイ!
---欲を言えばその①(^^ゞ--- 時間を追って説明していただけるとありがたいです
---欲を言えばその②(^^ゞ--- 症状を客観的にご説明いただく(「便秘なんです」よりも「うんうんキバッテいるのになにも出ないんです」といったように)
(2)もう一つ非常に大切なのは、できる限り
「その子の様子を一番よく分かっている方」
が連れてきて下さることです。
私は連れてきただけなんで、、、では、診察が行き詰ってしまいます。
だらだらとしゃべってきましたが、
どこが「痛い」とか、どういうふうに「しんどい」とか言ってくれない子が弱っている理由を見つけるのは、本当に難しいことです。
少しでも本当の理由に近づき、的確な処置をするためには
「患者であるもの言わぬ動物」と
「患者の一番の理解者である飼い主様」と
「病気のプロである獣医療」とが
きちっと理解しあっていくことが大切です。
吉田動物病院も改装をし、新しい設備を整えてきていますが、
「飼い主様の細やかなお話」を抜きには、その子を救ってあげることはできないのです。
ああ、それから「全部」しゃべれないぐらい問題点をため込まないで、早いめにご相談くださいね。
一度に沢山の問題を獣医の脳ミソに詰め込むと、診察室で獣医の頭が膨らんできて
ぶぅあ~~ん!
と、爆発するかも、、、、(^_^)
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2007年01月10日 17:41 | コメント (2)
昨年は病院改装などで皆様にはなにかとご不自由をおかけしました。
今年は新しく充実した施設でより良い獣医療をご提供していく所存にございます。
動物と人間の幸せな関係を築くパートナーとして、
吉田動物病院をよろしくお願いいたします。
なお、新年3日までは
午前中10時~12時までの診察となっております。
4日より平常どおり診察いたします。
投稿者: 吉田動物医院 日時: 2007年01月01日 11:14 | コメント (4)